杖があると、人が優しい。でも

今日は「杖あり」外出でした。この前は「松葉杖あり」外出で、なくても大丈夫かなあ?と思ったのですが、杖を2つにはずしてリュックの中にしまえることがわかったので、とりあえず杖ありで、外出しました。

足はあまりよくなっていないような気もします。自転車に乗った時、走り出す瞬間に左足がズキっとしたりします。

杖があるとやっぱり楽だなあ、と。怪我がなくても歩行は怪しかった。これからは開き直って使おうかなー。なんて。

 

今日はまずは渋谷でバスで行くことにしました。いつもとは違うバス停まで歩きます。少し遠いのですが、地下鉄の駅とあまりかわらない距離です。でも今日は風と雨が強かった。そしてバス停が見えた瞬間に「渋谷駅行き」のバスが行ってしまいました。

いつもこうだよなーと思うのです。でもだいたいみんなそうですよね。信号も渡ろうとしたら赤に。とか…。

 

渋谷駅行きのバスは、けっこう混んでいました。始発は阿佐ヶ谷です。もう人が乗っていて最初は座れなかったのですが、ちょうど優先席の前に立ってしまいました。バスって早く定位置につかなくてはいけないから、選べないんですよね。立つ位置。

そうすると、すぐに女性の方が「私はすぐおりますからどうぞ」と譲ってくれました。なんだか悪いです。でもご厚意に甘えようと、座りました。そのお方は初老の方でした。

 

今日は渋谷から山手線にのった所で、面接がありました。山手線は空いていて、渋谷から座れました。そうすると、にぎやかな初老の方たちが乗り込んできました。お一人は杖をついてました。「どうしよう譲ろうかなでも僕も杖あるしでも」

僕は、立っているのは別に平気なのです。だから譲っても、なんて考えていたら、向かいの人が席を譲りました。

僕の目の前には、まだ他の方が立っていたので「あああのおかけになられますか」と声をかけたところ「あら!いいわよお〜座ってて〜わたしまだ若いから!」「うふふ」と楽しそうなお二方でした。

「あ、ごめんなさい。お若かったそうでした」「あら」僕の杖に気づいたようでした。「どうぞ座ってて。お若い者同士気を使わないであはは」「アハハ…怪我しちゃったんです(>_<)」「まあ」「自転車でころんで」「そうー」

お二方と皆さんは「絵てがみ」の講習会の先生と生徒たちでした。「プレバトのやつですね」「そうそう」「すごく楽しそうですね」「もう楽しいの何の」「みなさん仲良しで」「そうなのアハハ」「私達くらいになると、もういろいろどうでもよくなってたのしいのよ」「いいなー」

「今日、この後面接なんです(>_<)」というと「あらー 頑張ってね!若いんだから希望を忘れず!」「(>_<)」「応援してるわよ!」「ありがとうございます!」

 

のようなやりとりがあり、心が暖かくなりました。ほんとうにうらやましいです!

 

その後、駅に到着し、少し時間があったので「タリーズコーヒー」にて少しお茶をすることにしました。「あののブレンドSをお」と頼んだところ、「お席はどちらになさいますか」と店員さんが声をかけてくれました「お会計とご注文の品をお席で済ませますね」と言ってくれました。杖を持っていたら、気をつかってくれたのです!

なんだか、悪いなあと思いました。

杖が無ければ、歩けないわけではないのに。

 

また、帰りの山手線でも、電車に乗ってすぐに、席をゆずってくれました。「おかけください」と席を立って声をかけてくれたのは、若めのおそらく私服サラリーマンでした。となりのブ◯は、知らんぷりしてたのに。なんて思いませんよ。

本当に優しい人たちばかりです。自分はそのような気遣いが、普段できていなかったような気がします。

今日はそういう事があって、ほんとうに良かったのですが、正直悪いなと思います。

親切にされたら、うれしかった。だから自分もなるべくそうしよう。でも当面杖は手放せそうにありません。。

 

今日の面接のことは、もう忘れました。もうそういう事は書かないです。

ようするに、「人の優しさに触れた」ということが、今日の収穫でした!!