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それは僕の番号だった

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それは僕だけの番号だった

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もう僕の居場所だった番号

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僕がまだ覚えている番号

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でも、もう役に立たない番号

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当時から、その番号を知る必要はなかったもの

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でも、僕は知る必要があった

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覚えている番号

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もう、覚えていなくてもよくなった番号

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何時でも失くすことができる番号

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もう、失くさなくても、何も問題がなくなった番号

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だけど、失くしても失くさなくていこですらもどうでもいい番号

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だから、いつでもやめられるから。

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これを失くさなくてもいいのかもしれない

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でも、早くそこを失くしたい

 

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そこは、僕の居場所だった。

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初めて、人生ではじめて、そういう場所が自分にできた

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そして、そこがそれの最後になったのかもしれない

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だからいまでも、こころの中にずっと

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これがずっと残ってしまっている。

 

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もう、なくなってほしいのに

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別のかたち、全く知らないひとたちがそこにいる

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当時とは全く違う豊かな世界になっているのだろう

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もう、こんな番号なんてほんとうに価値がないのに

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もう、その場所に自分がどれだけ尽くしていたのかなんて

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知っている人なんてひとりもいないんだろう

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だから、全て破滅してしまえばいい

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だけど、僕はこの番号を忘れないんだ

 

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僕の人生のすべてだった

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そんなことは恥ずかしいと思うし哀しいとおもう

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でも、一番恥ずかしいのは

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もう、そこに何も価値も感じていないこと

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そうしてしまったのは、僕のせいではない

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僕はそこにそんなに居場所がなかった

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それでも、自分は確かにそこにいた

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僕は幸せだった

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でも、無くしてしまった

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それは自分のせい

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だ、なんて、全く思っていない

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全部、人に傷つけられたから

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僕は、何もわるいことはしていない

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そこのことを、誰よりも大切にしていたのに

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最後は惨めになってしまった

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そこにいたひとたちもいなくなっていた

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そこにいたひとたちも、ほとんど知らないひとたちばかりになった

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どんどん、そこの価値が落ちていった

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ざあまみろ、と思った

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でも世間的には、そこは評価されて、儲けている

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別の物体が支配してしまった

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小さい頃に遊んだ公園にビルが建ったなんて、僕にはそんな経験はないけれども

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そんな心を大人になってから味わうだなんて

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ほんとうにクソだと思う

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でも、ほんとうにクソだと思う。

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はやく、こんな価値の無い番号を忘れてしまいたい

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でも、忘れられない

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一生覚えている

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でも、価値がないから、早くなくなってほしい

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早く、心の中から、消え去ってほしい

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名前をなくしてほしい

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もう全部なくしてほしい

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僕は人を好きになった事がない

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だから、失恋をしたこともない

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だけど、もしかしたらこの心は失恋なのかもしれない

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でも、もう何も魅力をそこに感じていない

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僕が好きなのはこの「番号」だけなんだと思う

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僕の居場所だったから

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僕が心から、愛した場所だった

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それが、他人のせいでなくしてしまった

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そこに居続けることもできたのに

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そうしなかった

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そう、できなかった

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そうしたら、もう魅力がない場所になった

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よかったんだ

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よかったんだよ

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そう、言い聞かせている

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いつか、この番号がなくなるように

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自分で消せる日もきますように

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もう終わったのだから

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終わってほしい

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終わらせたい

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この番号は

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もう、一生忘れない。

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それは、確かなのだから

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